【TenTonHammer記事】 エコーズ・オブ・フェイドワーのインタビュー(後編)

投稿日時: 2006-9-26 18:16

猫

エコーズ・オブ・フェイドワーのインタビュー

(前回からのつづき)

Kiara: 新しいアーマーセットがどんなものかというサンプルをあげていただけますか? 皆さんも知っての通り、「色が揃う」という明白な利点以外にどんな種類のアーマーでもフルセットを揃えることの利点は?
Dymus: アーマーセットはほとんど一般的に見られますが、新しいアイテムセットはただアーマーをカバーするだけではありません。フォーカスの効果、特定の種類のダメージの増加、クリティカルヒットの割合、有益なリアクティブ効果、ステータス、ヒットポイント、パワーの総合的な増加といった事柄まで及びますが、利点はさまざまです。目標は、完全な(あるいは部分的でさえ)セットを持つことが非常に報われて、望まれるようにすることです。

Kiara: 利用可能なソロのクエストパスについて、もう少し詳細を教えていただけますか?
Dymus: フェイドワーの内部で展開している歴史や現在の出来事、そしてエリアについて皆さんがヘルプしている(または妨害している)キャラクターたちですが、それぞれの新しいソロコンテンツのクエストパスでストーリーを話してくれます。彼らは大惨事の後に起こった出来事と、どんな出来事が起きようとしているのかを知るためのベストな窓口になります。

Kiara: 他の2つの拡張パックに関して、この拡張パックはどんな感じですか? 作業のための時間をもっと多く持てたことは、開発チームをリラックスさせたり、窮屈な開発枠よりももっとストーリーラインや追加を開発することに時間をかけることができたように感じさせてくれましたか?
Dymus: 個人的に、この拡張パックはこれまでに制作した中でベストだろうと感じています。コンテンツの中での親近感と完全な違和感の組み合わせを皆さんがどのように評価するか、また反応はどうだろうか、といったことを見ることに興奮しています。

(開発期間を)さらに多く持っていることは、この拡張パックで開発チームが望んだことで、大きなヘルプでした。フェイドワーを2つの拡張パックを合わせたくらいに大きくして、その可能性を満たすためにすべてのコンテンツを洗練する時間を開発チームに与えてくれました。延長期間は、エコーズ・オブ・フェイドワーの機能をもう少し試したり、一部の大きなリスクを捕まえることも可能にしてくれました。

Kiara: 3つの拡張パックと3つの冒険パックがぶら下がっている状態で、6つのうちのどれがお気に入りの仕事だったといえますか? またゲームで見たかった素材をもっとも投入できたのはどれですか?
Dymus: 私にとっては非常に異なる理由で、スプリットポゥ・サガとエコーズ・オブ・フェイドワーの両者がかなりの接戦です。スプリットポゥでは、レベルのスケール、重点的なインスタンスのストーリー、この冒険パック以前にはゲームが持っていなかった新しいゲームプレイの要素の導入を試すことができました。あの冒険パックからは多くのことを学び、多くのさらに良い要素がだんだんとコンテンツの残りに浸透していきました。

エコーズ・オブ・フェイドワーは、新しい種族、新しいスタート都市、全レベル対象のコンテンツ、そしてこれまででもっとも大きな大陸によって、プレイヤーに完全な新しい体験を提供することを可能とします。また、この拡張パックはプレイヤーが今まで求めていたものの追加と、すべての以前の拡張パックから経験の集大成をゲームへの1つの巨大な追加に結合する機会も与えてくれました。

Kiara: 冒険パックと拡張パックの次回にとって、どの方向にゲームが進んでいくことを見てみたいですか? 開発チームが(ゲームに)取り入れる方法を見つけるために試している、特にお気に入りの昔のスポットはありますか?
Dymus: いくつかあって、(スポットの)素には強力なひねりを加えたいと考えています。フェイドワーはノーラスの他の場所ほどひどく大惨事を経験しなかったために、馴染みのある多くの事柄を持っています。(運命の)歯車のもう1つ別の側へ移動してみると、一部の魔法的な大惨事がワールドにどのくらいひどく影響したかを描くというような、将来的にやってみたいいくつかの事柄があります。それはゲームにもう少しエキサイトなものをもたらすことができる、素晴らしいシーンとストーリーへの可能性を広げてくれます。

記事: Echoes of Faydwer Interview

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