EQ2 Spells III

EverQuest II: Echoes of Faydwer 最新インプレッション――フェイ、カスタマイズオプション、新機能

何千人という他のプレイヤーと一緒に継続的なバーチャルワールドでプレイさせる大規模オンラインロールプレイングゲームの利点の１つは、だんだんと進化して成長していくことです。EverQuest IIの世界は、近日の拡張パック第３弾「EverQuest II: Echoes of Faydwer」のリリースで、さらに急成長を経験するでしょう。エコーズ・オブ・フェイドワーでは、ソニーオンラインエンターテイメント社のデザイナーは、引き続きEverQuest IIの世界とオリジナルのEverQuestの世界を結びあげようとしています。フェイドワーはオリジナルのゲームにあったエリアで、エルフ、ドワーフ、ノームたちの伝統的な故郷は復活し、以前よりも良くなりました。

エコーズ・オブ・フェイドワーは、既存のファンと、評判を聞いた新参者の両方にアピールするためにデザインされています。デザイナーはベテランに適した挑戦的なハイレベルのコンテンツを制作することに全力を注ぐよりも、もっと全プレイヤーのためにコンテンツを制作することに集中したかったので、どのようなレベルキャップの増加もありません。筆者は、拡張パックでの多くの異なるゾーンのクイックツアーに連れていかれました。それらのゾーンには、クラッシュボーン砦（オークがはびこる初級ダンジョン）、ミストムーア城（美しいゴシック様式のようなバンパイアの棲家）、スチームフォント山脈（以前はノームの故郷でしたが、現在はEverQuestとEverQuest IIを分裂させる大破砕後に残されたクロックワーク・マシンの故郷）が含まれます。相当な変更が行われましたが、これらの場所の多くは、オリジナルのゲームのベテランに親しみがあるように思われるでしょう。EverQuest IIのすべてのグラフィカルな改良のおかげで、もっとベターに見えます。

大きな新しい追加は、新しくプレイ可能なフェイの種族です。フェイはフェアリーで、これらの小さな妖精は、優れたキャスターとスカウトを作ることができます。技術的にはゲームで一番身長が低い種族ですが、フェイは足が決して地面に触れないという事実のおかげでノームと同じくらいの高さになります。代わりにこれらのフェアリーの仲間たちは、色と外見をカスタマイズできる美しく繊細な羽根を使って浮遊しています。これらの羽根はフェイを空高く舞い上がらせるほどには十分に強力ではないので、障害物を飛び越えることはできないでしょう。しかし、羽根はフェイをゆっくりと地面に降下させるので、崖や他の高いオブジェクトから飛び降りることが可能です。これは特にフェイのメインの都市がケレティンであることを考えると、非常に便利です。地上に降りるには、ただ都市の端っこから飛んで、降下すればいいのです。なぜなら、はい、オリジナルのゲームのように木の上から地上に降りるには、これまで通り道のりが長いからです。

（つづく）


▲「ミストムーア城」のスクリーンショット第２弾。新しいバンパイアのモデルが使われている？

記事: EverQuest II: Echoes of Faydwer Updated Impressions - The Fae, Customization Options, and New Features