フォールン・ダイナスティ、ロア第3章が公開

投稿日時: 2006-6-30 9:29

猫



第3章: 発覚

古代の守護者が倒れたために、壁が激しく振動した。敵が握っていた貴重品を発見したときは、じっとしていた者たちからも喝采があがった。

傷がふさがっていくように、冒険者の周辺の埃も収まっていく。これまで多くの偉大な戦闘を戦い、見るからに阻止できない敵に対しても勝利を手に入れたきたが、今回はどこかが違っているように感じた。

「なんて言ったか聞こえたか?」ヤニックスはヒールしながら友人に尋ねた。

「ええ。」イリサは答えた。「でも、何か意味があるのかしら?」

「ドラゴンたちの言うことは信じちゃいけないことを学んだよ。」とヤニックスは言った。「ダラサー、ナガフェン、ヴェネカー・・・・あいつらはみんな、力のために己の欲望のまま語ったにすぎない嘘で満たされていた。けど、このチェルドラク(Chel'Drak)は、あいつらとは違うみたいだった。」

イリサはうなづいた。「聖なるクリーチャーのようだったわ。真の目的があって戦ってた、私たちを試しているような。」

ヤニックスは仲間たちを見るために振り返った。この勝利を手に入れるために多大の対価を支払った。だが、目の前にはまだ別の仕事があることを知っていた。

「準備ができたら、この場所から出るためにあのポータルを使おう。」とヤニックスは皆に言った。「老人に話して、これらのすべてにどんな意味があるか見つけなくちゃならないんだ。」

「あのおじいちゃんが何か話せると思ってるの?」イリサは心配そうだ。「本当の名前さえわからないっていうのに・・・。」

「わからないよ。」ヤニックスが答えた。「でも、あの老人がこの事件のすべての中心にいるような気がしてならないんだ。」





ゼン・メイは、突然身動きして、鋭く息を吸った。

「どうかしましたか?」心配そうにコゾン先生は尋ねた。

「いいや。」老人はわずかに微笑んで話す。「すべてはあるがままに。」

モンクは仲間たちを見つめた。変化がゼン・メイに訪れていた。それを感じることができた。暗黙のままゼン・メイを信頼していたが、答えのないまま残された無数の疑問があった。

「それは一体? 何が起きたのですか?」不安げにコゾン先生は語った。そしてたぶん、この老人を知ってから初めての恐怖の感触とともに。

「我は思い出した。」瞳を奥で輝かせて、ゼン・メイは答えた。「我はすべてを思い出したのだ。」

記事: EverQuest II - The Fallen Dyansty

勝手にまとめ
カメが倒されたから、ロア第3章が公開されたよーっ!
今回は「ギルドNPUの勇者たちが・・・」みたいなのは無し!

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