Live Update #24: コントロール系スペルに大規模な修正

投稿日時: 2006-5-5 7:11

猫

[SOE] Lockeye says:
次のLive Updateは、どのクラスのコントロール・ユーティリティにも影響する変更があります。それは、グループとレイド設定でのエンチャンターのユーティリティを取り上げ、そして非エンチャンターのコントロール・アビリティによるグループ設定でのエンカウンターの難易度を半減させました。

開発チームはこれまで、コントロールスペルがゲームを通じて持っている影響を再検討していました。以下は、明らかになった一部の主要な問題点と、次のLive Updateがそれらの問題点を処理する方法の一部の詳細です。

多くのエンチャンターのスペルがエピックエンカウンターに影響しません。

戦闘修正(LU#13)後、コントロールスペルは全スペルを通じて、エピックターゲットに影響しないように変更されました。エンチャンタークラスは、スペルの大部分がレイド設定で効果的ではなくなったので、もっとも影響を受けました。次のアップデートでは、レイドエンカウンターの難易度の維持と、エンチャンターがもっとスペルを多く使える可能性との間にバランスを考慮します。

変更: エンチャンターは、エピックターゲットに対して、コントロールスペルの多くを使用できるようになります。これには、寝かし(Mesmerize)、スタン(Stun)、窒息(Stifle)、幻惑(Daze)ステータスが含まれます。(幻惑は、静める(Pacify)に置き換わる新しい名称です)。エピックターゲットにコントロールステータスを適用すると、減少された効果時間となり、元のコントロールステータスの効果時間の掛け算として、特定のコントロールステータスに対して、免疫特権(Immunity)のタイマーをエピックに与えます。この折衷案は、レイドによって受ける全体的なダメージを減らすことを可能にします。

例: エンチャンターの寝かしスペルのラインは、エピックターゲットに対して、通常の1/3の効果時間を持ちます。36秒の効果時間の寝かしスペルは、エピックターゲットに対して、12秒の持続があります。エピックに対する寝かしが消滅した後、ターゲットはすべての寝かしステータスに、本来のスペルの効果時間の3倍の間、免疫を得ます(この例では108秒です)。

スタンが完全な効果時間の前に終わってしまう方法は紛らわしいです。

異なるクラスは、異なる種類のコントロールスペルを得ます。EQ2では今まで、多くの方々が寝かしスペルと呼ぶことを期待していたものは、「ダメージによって常にブレークしてしまうスタン」として提供されていました。

変更: すべてのクラスに対して、いっそう明確であるべき方法で動作する明瞭な効果の種類となるように、スタンと寝かしを分離します。

  • 「寝かし」効果は、ダメージを受けると常にブレークします。
  • 「スタン」効果は、ブレーク不可で、常に完全な効果時間を持続します。

以前にブレークされる可能性のあった多くのスタンスペルは、やや短い時間でもっと頼りになるユーティリティを提供するように、その効果時間が減少されました。

エンチャンターのユーティリティは、増加したグループサイズで半減してしまいます。

フルグループのとき、グループメンバーの組み合わさったアビリティは、しばしばメインターゲットに十分な連続スタン/コントロールを提供し、ファイターへの脅威を減らします。ファイターへの追加のエンカウンター(Add)は、ファイターが受け取るダメージ量がすでに最初のエンカウンターに対して行われた連続スタンによって減少されているので、まったく脅威となっていませんでした。これは、多くのグループエンカウンターをつまらないものにしてしまいました(特にレベル50後のすべてのスタンの効果時間は、効果時間に小さなブーストを受けています)。

変更: コントロールの効果時間、あるいはリキャストは、一般的にすべての非エンチャンタークラスに対して引き下げられ、以前よりもサブクラスのペアを越えてもっと良いバランスとなります。一部のスタン効果は、完全に敵を無力化してしまわず、それほど頻繁に使用されない窒息と幻惑に置き換えられます。コントロールするためのエンチャンターのアビリティは、以前よりもグループ設定で多くのユーティリティを持っているでしょう。

例: ノックダウン効果にあるアビリティ(4秒スタン)は、2.5秒へ減少されました。

エンチャンターのユーティリティは、複数のエンカウンターをロックダウンすることにおいて、非常に強力です。

グループにエンチャンターを加えると、グループが非常に悪い状況を処理できてしまう方法を大きく変更します。コントロールされた設定では、エンチャンターはしばしばコントロール・アビリティを使うことができません。多くの巡回aggroがある設定では、複数のエンカウンターをロックダウンすることにおけるエンチャンターのユーティリティは、本来そうであるはずよりも非常に強力です。

変更: 範囲効果の寝かしは、増加したリキャストタイマーがあり、ターゲットはもっと大きなレジスト可能性があります。

例: コウアーサーのTerrible Aweラインのスペルは、以前よりもレジストされる可能性が大きく、長いリキャストタイマーを持ちます。ただし、もうターゲットの数に制限されることはなく、通常の寝かしのように、範囲効果からターゲットを削除します。

コントロールに関する再調査からのほとんどの変更は、来週に予定されているテストサーバーのアップデートで利用可能です。そして、Live Update #24で、ライブサーバーへ移行されるでしょう。

記事: Live Update 24: Control Changes

勝手にまとめ

  • (変更1) エンチャンターはエピックに対して、スタン、寝かし、窒息、幻惑が可能。ただし、効果時間は1/3に。消滅後、3倍の時間はその効果が無効。
  • (変更2) 全クラスとも、スタンはもうブレークしない。代わりに効果時間が減少。
  • (変更3) 非エンチャンタークラスのコントロールスペルは、「効果時間を減少」、「リキャストタイムを増加」、「窒息/幻惑へ置き換え」のいずれかの調整を受ける。(連続スタンの防止)
  • (変更4) エンチャンターの範囲寝かしは、「リキャストタイムを増加」、「レジスト率を増加」、「ターゲット数の制限を廃止」、「Prevent AOEを追加」の4つで修正。

エンチャンターの方は、Live Update #24をお見逃しなく!


ご注意: 上記の内容は、来週からテスト予定のもので、変更される場合があります。

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