"Big Update #3"で、クラスバランスが大幅テコ入れに!

投稿日時: 2005-2-10 7:46

猫

ダメージ出力
理想的なアーキタイプ別のダメージ出力順:
Mage > Scout > Fighter > Priest
現状のダメージ出力順:
Fighter >> Scout > Mage > Priest

 したがって、特に"Mage"(Wizard/Warlock)をダメージディーラーとして活躍できるように、特に主力となるスペルは最大3倍までダメージ出力を増加する。対象となるスペルはLv20-50。
 Summoner、Enchanterについては、最近の"DoTに関するスタックの修正"をまだ評価中の段階であるので、バグ修正、およびBuff時間の変更のみかもしれない。Buff時間を伸ばすだけでも、相当に使い勝手が上がり、強くなったと感じてもらえることと思う。

 "Fighter"のダメージ出力は、"STR"の評価方法に問題があった。STRによるダメージボーナスを以下のように修正する。






STR
100125%125%
200150%135%
300175%145%
400200%155%


 この修正は少なからずScoutにも影響を与えるが、一般的にFighterほどの"STR"を持つScoutは少ないと考えられるので、影響は最小限にとどまるはずである。この修正によって、Scoutは強力なArtsと合わせ、FighterをしのぐMeleeダメージディーラーとなる。

タンク能力
 前回の"Big Patch #2"では、ダメージ回避に関する重要な修正を行った。たとえば以前は、Monk/BruiserがBuffなどによって、敵の"命中"ステータスよりもAGIを"200の差"以上にすることができれば、敵のダメージ出力は4%にまで減少する(96%の攻撃を回避)。盾を持った重装備のタンクもおおよそ96%の回避となり、盾なしのScoutはおおよそ90%の回避となっていた。
 仮に、敵の"命中"ステータスに対し、AGIが"100程度の差"だったしても、重装備のタンクは86%を回避し、Scoutは77%を回避していた。この"AGIが100程度の差"という数値は、Buff/Debuffなどで容易に到達可能であり、多くのエンカウンターにおいて、タンク能力の平凡化を生み出してしまった。

 そこで開発チームがとった策は、AGIのボーナスを減らす一方で、NPCのステータスを強化することだった。より高レベルのエンカウンターでは、もはやScoutは"些細なタンク"ですらなくなった。
 開発チームはさらに解析を続け、"Fighter"のタンク能力と"Scout"の敏捷性に、さらに違いが必要であると決定した。"Live Update #3"の1つとして、(Fighterのみ)重装備のダメージ軽減値が11%上昇し、軽装備のダメージ軽減値が35%上昇する。加えて、Fighterを全体的によりいっそうタンク向きとなるように変更を加えていく。

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勝手にまとめると…。

  • Wizard/Warlockのダメージが最大で300%アップ

  • Fighterはもっとタンク向きに、ScoutはもっとMelee DPS向きになる

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