メンテナンス、GU#63、ミシカル

投稿日時: 2012-4-24 4:44

猫

1.EQ2のゲームサーバーがアップ!――予定より9時間早く
Feldon says:



太平洋時間3:00pmの時点で、EQ2の米国サーバーはスケジュールの9時間前倒しで復旧しています。ヨーロッパサーバーもまもなくアップする予想です。フォーラムと他のサービスは今のところまだダウンしています。

Niami says:
ありがたいことに24時間のダウンタイムは24時間かからずに復旧しました。ゲームはアップしています!外に出て、採取の続きをどうぞ!

補足: おや、予想外に多くのプレイヤーの出入りがあったようで修正されました。ALTの切り替えはダメな感じです。戻れなくなります。

記事: EQ2 Servers Back Up
記事: April 23, 2012 - Back Up!


2.【EQ2Wire】GU#63: 卵を全部同じかごに入れるな!
Feldon says:



もしMMOのプロデューサーやデザイナーが夜中に考えておかなければいけないことがあるとしたら、それはプレイヤーがコンテンツを消化するペースです。

質の高いMMOコンテンツのコンセプト、デザイン、創造性、配置、スクリプトを作るには何ヶ月もかかります。プロデューサーやデザイナーは常にチャレンジに見合うようにとコンテンツの面白さや報酬に求められるヒラメキで仕事をスタートします。でもそのヒラメキはどこかの時点で「MMOの第一の掟(おきて)」に一目置かなければなりません。「汝、ずっと続けられるコンテンツを作るべし!」という掟です。

MMOデザイナーの武器庫にはプレイヤーが退屈しないようにコンテンツを引き延ばしていく多くの術があります。例えば以下のようなことです。

  • アクセスクエスト(AQ)を作る
  • 経験値を下げる
  • クエストに必要なネームドの敵やエンカウンターの出現時間を長くする
  • DPSのチェック ―― DPSが足りないと倒すのに時間がかかり、難易度が急激に上がるような敵を配置する
  • ステータスのしきい値 ―― クリティカル軽減、クリティカル率、など ―― そのコンテンツに挑戦する前に満たしておかなければならない最低限の値を設ける
  • 仕様、避けられないAOE、バグのせいで倒せない敵がいる!

これらの「先へ進めない(先へ進ませない)仕様」は、コンテンツを作るよりもプレイヤーが速くコンテンツを消費してしまうことを防ぐ人為的な手法です。プレイヤーには嫌われがちですが、その代償は数日/数週間でクリアされてしまって、新しいコンテンツが追加できる前に何ヶ月も空いてしまうことです。これはデザイナーやデベロッパーが門番になり、プレイヤーを干し草用のフォークを振り回すだけの集団に変えてしまう、MMOデザインの不可避な局面の1つです。

ベリオスとドランダー
2011年初頭に「ベリオスの定め」がBetaサーバーに当たると、プレイヤーはあらゆるコンテンツの難易度に打ちのめされました。ソロクエスト、一番簡単なヒロイックゾーン、コンテストのケールドラッケル、もちろんレイドゾーンさえ、すべてに神がかった装備とスキルが必要でした。難易度はリリース直前とベリオスのリリース後から数ヶ月でだんだんと下げられましたが、「これまでの拡張パックよりも進行度をずっと遅くする!」というデザイン上の決定がはっきり見えました。

2011年8月に「ドランダー」がオープンすると、またしてもプレイヤーはこれらのゾーンの険しい道のりと要求される装備にすぐにコメントを出しました。レイダーからは誤差を許さない「基準」を満たすために古いコンテンツの大規模なファームを要求される「クリティカル軽減」や「クリティカル率」、それから何ヶ月も特定のボスが倒せないさまざまな戦闘の仕様(バグ)に不満が噴出しました。

「ゾーンをクリアするために必要な装備がゾーンでドロップする装備より上じゃん…。」

ヒロイックのプレイヤーは困り果てる以外の何ものでもありませんでした。Game Update 61が導入されてから何ヶ月も経つまで、ほとんどのグループにとってドランダーのヒロイックゾーンをクリアすることは「当たり前」ではありませんでした。まったくの話し、ドランダーのヒロイックインスタンスに挑戦することでさえ、ほとんどのグループのリーダーは「レイド装備必須」を条件に出していました。ヴルの塔(x2)、ドランダーのグループゾーンはどれも「ドロップする装備よりも上の装備が必要」という哲学が働いていたように思えます。

ようするに、「ベリオスの定め」と「Game Update 61: ゼック戦争」は「なかなか進めない」進行度にこだわっていました。プレイヤーは引退者向けの割引券のようにクリティカル軽減のアドーンメントをペタペタ貼りつけました。レイドギルドの進行は氷河期に入りました。SmokeJumperさんでさえ、「レイドコンテンツはハードにし過ぎたかもしれない」と冗談を言っていました。6ヶ月前に導入されたドランダーのハードモード(チャレンジ)をクリアして、初めてレイドギルドがプレーン・オブ・ウォーをアンロックしたのは2012年2月になってからです。もちろん、プレーン・オブ・ウォーの敵やアイテムがどのくらい未完成だったのか。そのときになって明らかになりました。

目標を決める
Dave “SmokeJumper" GeorgesonさんやEQ2の現在のマーケティングキャンペーンを見ていると、EverQuest IIは「Playing Your Way.(基本プレイ無料化)」で真っ盛りです。これは基本プレイ無料のコンセプトというだけでなく、EQ2プレイヤーが抱えるさまざまなゲームプレイのスタイルも強固にします。職人、カジュアル、グループ好き、ハードコア、など。これはどんなときでも誰にでも当てはまります。EQ2WireとEQ2Uに取り組みながら、筆者は自分に目標を決めようと思いました。Flourchildさんという友達がリードしてくれて、凍てついた影の塔(x2)やヴルの塔(x2)では大成功している野良レイドに参加したり、キャラのウォールーンをもっとアンロックしてチャレンジのコンテンツの幅をさらに広げようと、ドランダーのグループやレイドに向かってさらに進んでいくことを自分の目標に決めました。

これをめざして、「Game Update 63ではベリオスの定めやドランダーの進行で役に立ったり、補完してくれる新しいソロ、ヒロイック、レイドのコンテンツが追加されるといいな」と予想していました。まぁ、その予想に対してどうなったのか。皆さんはご存じだと思います…。

Game Update 63: スカイシュラインで装備がリセット
2011年12月にリリースされた「発見の時代」は、新ゾーン、クエスト、コンテンツではなく、機能を追加することで拡張パックの定義を変えました。多くのプレイヤーは「(拡張パックじゃなくて)機能パックだな」とか「ただの有料Game Updateじゃん」と馬鹿にしました。

そして、2012年4月にリリースされた「Game Update 63: スカイシュライン」では、新しいソロ、グループ、レイドのコンテンツが導入されるだけではなく、レベルキャップをレベル92に引き上げたことで、今度はGame Updateの定義を変えました。これが理由で多くのプレイヤーは「(こっちが)拡張パック」と言っています。

これまででもっとも精巧なアートデザインなど、Game Update 63のコンテンツはよく練られているので、2つの大きなゾーンについて話してみたいと思います(その1つは何回も使い回しされていますが)。

  • しおれたる大地 ―― 大陸ゾーン。数体のヒロイックとレイドmobが混ざっている。
  • スカイシュライン(ソロ/デュオ/モロ) ―― ソロ、デュオ、ソロ+傭兵向けのデイリーミッションが3つ。
  • スカイシュライン(ヒロイック) ―― ヒロイックのダンジョンが3つ。
  • スカイシュライン(コンテスト) ―― コンテストゾーンが1つ(セビリスより小さめ)。
  • スカイシュライン(レイド) ―― レイドゾーンが3つ(そのうち1つはmobが1匹)。

Game Updateスケジュール(改訂版)」を見てみると、スカイシュラインはたぶん2012年11月/12月までに期待できる唯一のレベル90+向けのコンテンツになります。

"汝、ずっと続けられるコンテンツを作るべし!" ―― MMOデザインの掟

ということで、Game Update 63: スカイシュラインはこの規則に適っているでしょうか? しおれたる大地やスカイシュラインの装備を見て、ベリオスの定めやドランダーの装備にどのくらい匹敵するか、確認してみましょう。


▲世界で7つのギルドしかクリアしていない「ドランダー(ハード)」の肩(左)。グループでちょろっとやれば必ずもらえる「スカイシュラインのAQ報酬」の肩(右)。

感想
上記のアイテムを見て、「うーん、何が言いたいの? ステータスは似てるけど。」と思っているなら、ドランダー(ハード)はまだ世界で7つのギルドしかクリアしていないレイドコンテンツであることを把握してください。さらにプレーン・オブ・ウォーのアイテムについては、このスクリーンショットを撮影した後、ほとんどのプレーン・オブ・ウォーのアイテムがGU61のアイテム見直しスクリプトを実行しただけのものになっています。プレーン・オブ・ウォーのアイテムに付いていた多くのユニークなエフェクトやステータスは、スカイシュラインのレイド装備よりも悪くなるケースもありえるアイテムステータスの標準化を優先して削除されました。予測可能な範囲でプレーン・オブ・ウォーは困難なままであり、スカイシュラインはすでに少なくとも1つのハードモードがレイドギルドによってクリアされているのに、です。

筆者に関していえば、もうシャードを稼いだり、ウォールーンをアンロックする以外にドランダー(x2)や他のドランダーのレイドをやる意味がありません(ウォールーンとは特別なアドーンメントで、アンロックするとALT用に購入できるようになります)。

EQ2Wireがおたずねします! スカイシュラインは11月/12月までプレイヤーが興味を持って、ルート品を追いかけるのに十分なコンテンツといえるでしょうか?

記事: The Skyshrine Gear Reset: Putting All Your Eggs in One Update


3.必見【徒然News】GU#63: スカイシュラインガイド
whitefang says:



ゲームアップデートとしては大規模な、ベリオスの定め第2章となるスカイシュラインの全貌が見えてきたのでここで紹介しておきましょう。ただし、今回のゲームアップデートはベリオスまでの冒険場所拡張と同じく、情報を集めずいきなり飛び込み、思うままに冒険した方が楽しめると思います。これらは一通り遊んだ後で読むと良いでしょう。つづく

記事: 4/20 スカイシュラインガイド


4.スクープ【徒然News】スカイシュラインで「ミシカル」がドロップ中!
whitefang says:
スカイシュラインのインスタンスで「ミシカルを手に入れた」というプレイヤーが複数あらわれ、ゲーム内リンクが出回り話題になっています。


▲深遠の公会堂で発見されたミシカル弓。

バグなのか、ミスなのか、仕様なのかは不明ですが、フェイブルドの一つ上のレアなアイテムとして導入されたとすれば、ヒロイックインスタンスでは大当たりを示す事になるとはいえ、これまでのミシカルのような“手に入らない強力なアイテム"“ユニークなアイテム"という存在を示すタグがなくなってしまい、それについて、フォーラムでは否定的なコメントが多いようです。つづく


hertstuff says:
ということで、今のところ3つのヒロイックドロップのミシカルを確認しました。いくつあるのか知りたいです。自分のクラス向けのミシカルがあるか知りたいので!
知っていれば、確認したアイテムとドロップした場所を投稿してください! ゴーゴーゴー!

Buffrat says:
ファイター(両手剣)、ファイター/スカウト(片手剣/ディレイ6.0)、スカウト(片手槍/ディレイ4.0)、メイジ/プリースト(両手スタッフ)、スカウト(弓)については聞きました。リンクは保存してません。

treatmegood says:
ヒロイックコンテンツからドロップしてます…、バグじゃないかな。

punnkin says:
ミシカルって1つだけじゃなかった? うーん。

Shesaz says:
それは「アーティファクト」です。ミシカルによくついてますが。

Lorianea says:
EQ2 ―― アイテム詳細 ―― Awakened Longbow of the Uprising
公会堂で出ました。10分で遊べるイージーモードのヒロイックゾーンからミシカルがドロップするのは馬鹿馬鹿しいですが、このアイテムで本当に評価できるところはダメージレートだけです。他のステータスはクエスト報酬のアップグレードにすぎません。いっそうのこと「ラベルのつけ間違い」と言いたいです…、今までのミシカルにはぜんぜん及びません。

Vinyard says:
ですね。

でもプレイヤーは「ミシカル」だから夢中になるはず。フェイブルドのつもりなのにアイテムのスクリプトが失敗したのかもしれません。

feldon30 says:
色気はないけど、レベル90~92のすべてのミシカルの一覧が必要な人へ。

http://data.soe.com/xml/get/eq2/item...leveltouse=]90

リンクだけ掲載して、どうなっているのか確認してみます。

記事: 4/23 newER mythicals!
記事: newER mythicals!


5.【4gamer】GU#63: 古代ドラゴン都市を舞台に新コンテンツの攻略に挑もう
Chun says:
Sony Online Entertainmentがサービス中のMMORPG「EverQuest II」の拡張パック「EverQuest II: Destiny of Velious」のGame Update 63(GU63)が行われ,古代ドラゴンの都市「スカイシュライン」が実装された。つづく



記事: 「EverQuest II」,「Game Update 63:Skyshrine」が実施。古代ドラゴン都市を舞台に新コンテンツの攻略に挑もう

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