Ask SOE #35: 新戦闘システムでは、「ゲームにリスクがあるという感覚を取り戻したい」(Part I)

投稿日時: 2005-4-22 2:08

猫

Sassee: 戦闘システムが重大的に変更されることで、これまでのプレイスタイルが著しく変わってしまうのではないか、と心配するプレイヤーがいるようですが?
Moorgard: 現在機能している戦闘方法の問題は、ハイエンド(上位)ゲームだけにとどまらず、これが防御buffの重ねがけによる効果であることは、もっとも明らかなところである。ゲームのどのレベルにおいても、キャラクターが与えられた対象のレベルによる攻撃に対し、仮想的に完全耐性(immune)となることのできる状況がある。目標は、これらの問題を処理することである。そうは言っても、プレイヤーがゲームで遊ぶ方法にこのような重大な変更を加えることには、非常に用心深い。ユーザは、特定の遊び方に慣れており、その遊び方を妨げるような方法で、完全に刷新したいとは思わない。

変更の焦点は、黄、オレンジ、赤のエンカウンターである。もっと楽しく、con色が意味あるものになるように、それらの戦闘レベルの手応えを増やしたい。黄色、もしくはそれ以上の敵との戦闘は、努力せずに保証される勝利であるべきではなく、ゲームにリスクがあるという感覚を取り戻したいのである。

白、青、そして緑との戦闘をするプレイヤーは、それが今までどおりのゲームプレイであることに気づくはずである。テストサーバにあるシステムは、ちょうどこのようなものである: これらの最初のバージョンの早期テストは、変更されている。いますぐにライブサーバへ導入されることはないだろう。タフで、苦労に報いられる戦闘をすることをプレイヤーが選んだとき、ゲームの手応えを改善する目標に到達したと満足できるまで、さらに時間をかけて調整されるだろう。

Sassee: Priestクラスのプレイヤーは、バランス変更を心配しています。不満を抱えるプレイヤーが望む能力と、ゲームバランスという点で、どういったところを目指していますか?
Moorgard: 上述した戦闘の変更について作業しているので、スペルシステムにも同様に、より簡単で、より強力にするための必要な修正を行っている。現在はバグと不公平感がこっそり忍び込む、あまりに多くの手段があるので、(スペルが)もっと簡単に使えて、わかりやすくするため、全体を合理化することを目指している。

プレイヤーの皆さんが、これらの変更について心配していることはわかるが、(変更を)うまく完了させたいなら、急いでできる類のものではない。ヒーリング能力は、戦闘が機能する方法と、NPCが行うダメージにきつく結びついており、他の調整なしに重大な変更をすることはできない。ある変更を導入し、後で調整するというよりはむしろ、すべてのクラスが一緒に登場できるようになるまで、ヒーラー、および他のクラスの一部に対する変更を差し控えている。これについて、(調整の)締め切りを設定するつもりがないというよりは、十分にテストができ、準備が整ったと感じるまで、むしろ待つつもりでいる。

記事: Ask SOE #35

勝手にまとめ
まだまだ長引きそうな感じ。

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