アップデートノート、ファンフェアのハイライト、おまけ

投稿日時: 2011-7-14 8:35

猫

1.アップデートノート(2011.7.14)
アップデートノート 2011年7月14日

一般
  • フライスルー画面でクライアントがクラッシュするバグが修正されました。

記事: アップデートノート 2011年7月14日


2.【Massively】SOEファンフェア2011のハイライト
Karen Bryan says:



ファンフェアから出てくるEQIIニュースは今年はぜんぜん終わらないみたいです。Game Update 61の新コンテンツ、11月に登場する拡張パックの新機能など、ゲームの方向性で大きな発表を明らかにしました。「ビーストロードはどんな感じ?」といった新しい変更に関する疑問もあります。ダンジョンクリエイターはどんなふうに動くの? プロデューサーの Dave "SmokeJumper" Georgesonさんはどうしてキルトを履いてるの? その答えをお読みください!

まず、Game Update 61のプレゼンテーションがありました。「ゼックの戦争」というタイトルで、8月下旬の予定です。「沈黙の都市」と「ジンマスターのプリズム」の新バージョンを使って、EQIIで初めてのダイナミックダンジョンが目玉です。ダンジョンに入ると、さまざまなダンジョン探索ができる異なったテンプレートがあります。ダンジョンはレベル60〜90までスケールし、ルート品もレベルでスケールします。

さらにノーマルとハードの両方で新しいヒロイックダンジョンとレイドがあるので、それぞれの結末は選択肢によって変わります。「時の終焉」の予言の背景ストーリーも完結します。

次にアイテム見直しの議論がありました。システムの見直し、キャスターのオートアタックの向上、特定の古いステータスのキャップ増加が作業中とのことです。レベル20〜90の全アイテムが作り直されるので、プレイヤーのレベルとともにもらえる装備はもっとクラスとレベルに合ったものになります。作り直されたアイテムは50,000個に及ぶので、ゲームに大きな影響を与えそうです。要約すると、すべてのコンテンツが再び適切なものになります。進行中のAAの見直しもあります。クラスフォーカスの改訂も作業中です。

生産では、職人に独自のAAアビリティが用意されます。アビリティは3列で、各列に10ポイントずつ振ることができ、振ったポイントに応じて生産工程、耐久度、成功率が改善されます。

ハウスはGame Update 61の一部として新しくなった目標が生まれます。プレイヤーはハウスを装飾し、そのハウスを公開し、他の人が5つ星の評価システムでハウスを評価できます。順位表が用意され、高評価のハウスには報酬があります。順位表に十分長く入り続けて、コンストタントに十分な投票があれば、最終的にそのハウスは殿堂入りすることもできるそうです。

新しいダンジョンファインダーもあります。どんなサイズのグループもキューすることができますが、単体サーバーのみでスタートする予定です。ダンジョンファインダーはバランスの取れたグループを作るためにギャップを埋めます。いろんなダンジョンのプレイを選んだり、特定のダンジョンを選ぶこともできます。その後は予備のキューにいれたり、すぐに別のダンジョンに移動できるようにグループは組まれたままになります。ダンジョンファインダーは単体サーバー専用でスタートしますが、最終的にはクロスサーバーになる予定です。

GU61で出てくるその他の小ニュースがありました。フェイとアラサイがついに飛行可能になります。レベル85のプレイヤーがクエストを完了すると、マウントなしで飛行できる能力を覚えます。東の荒野の空っぽのエリアはコンテンツが配置れさます。ビーストロードのロアを提供し、新しいクラスの出荷を手助けする序章イベントも予定されています。



フリーポートの大改造
(アントニア・ベイル女王のおかげで)束縛から解放され、ルーカンがフリーポートの都市をコントロールし、支配するために新しい軍隊を立ち上げています。すべての悪のプレイヤーはこれまでのようにスタート都市が終わったらブッチャーブロック山脈へ向かうのではなく、フリーポートへ向かいます。都市はマルチレベルのクエストハブで、種族とクラスに特化したクエストラインがあります。周辺の村と下水道は都市内のインスタンスになっています。すべての区域がフリーポートで1つのゾーンにまとめられました。開発チームは壁を再構築して、都市の見た目を改善するテクスチャを追加しています。さらにジャガノート、飛行部隊、リーパー、グライダーの巡回ガードなど、フリーポートの外を巡回する特別なガードがいます。またコモンランドには新しいパブリッククエストが追加されました。

発見の時代
SmokeJumperさんは11月に登場する次期拡張パック「発見の時代」に光を当てました。まず、プレイヤーはトレードスキル実習生を手に入れることができます。レベル30で実習生を手に入れるクエストを完了することができ、実習生にどんな仕事をさせるかを選べます。実習生はカスタマイズ可能で、「インスロットで最強」のアイテムを含め、自分や実習生に特別なアイテムを作ることができます。実習生は訓練させることができ、仕事がチャレンジであるほど、最後の報酬が良くなります。

生産とは関係なく、すべてのプレイヤーに「リフォージング(鍛え直し)」と呼ばれる新しいアビリティが使えるようになります。パワフルなアイテムをゲットしたら、ステータスをあちこちに移動させることができます。さらに武器がパーティクル効果を持っている場合、それを変更するためにエディターを使うこともできます。ただし、この拡張パックではレベルキャップの増加はありません。

新しい拡張パックでは傭兵が利用できます。小グループのプレイヤーはグループに合流して、戦闘をヘルプしてくれるNPCを雇うことができます。手を貸すように説得するためにお金を支払わなければならず、グループから少しのお金と経験値がカットされます。キャラクターごとに1人の傭兵しか召喚できませんが、かばんに多くの傭兵をしまっておくことができます。戦闘タイプは4種類ですが、実は種族や都市によってさまざまな種類の傭兵がいて、スペルやアビリティのセットが異なっているようです。傭兵には見た目装備――ステータス装備は不可――を置くことができ、名前を付けたり、しゃべる内容(セリフ)を教えることができます。自分がレベルアップすると、傭兵もレベルアップします。

ほとんどの傭兵は都市の商人で販売されていますが、一部は特別な「ワールドロア」の傭兵です。世界中で出くわすことがあり、ルーカンなどノーラスのロアから出てきた主要キャラクターになっています。手を貸してもらうには、正しいファクションを持っていなければならず、多額の費用がかかります。それでも雇うなら、ワールドロアの傭兵はグループで極めて価値の高いメンバーになりますが、一時的に付いてきてくれるだけです。

ビーストロード
大きなニュースは(もちろん)ビーストロードの追加でした。序章イベントでは、プレイヤーはクラスのロアを学び、ワールドにビーストロードの復活をヘルプすることになります。レザーを装備し、ブロウラーの武器を使うスカウトクラスです。ビーストロードは他のトップクラスのDPSに匹敵するメレーDPSクラスとしてデザインされており、援助してくれるペット(ウォーダー)がいます。ウォーダーは独自のAAツリー、ホットバー、スキルを持っていて、プレイヤーは同時に1体のウォーダーしか召喚できません。プレイヤーが戦うと、術者とウォーダーの間で相乗効果が生まれます。それが発達していくと新しいアビリティがアンロックされるので、このクラスはパワーを最大にするために思考と観察力が推奨されるデザインになっています。

次に開発チームは「独自ダンジョンのデザイン」機能を説明しました。クエストやルート品など通常のゲームプレイによってプレイヤーはダンジョンのマップ、クリーチャー、罠、装飾を集めることができます。ビルダーはそれを使ってダンジョンを組み立て、リアルタイムでプレイヤーが挑戦しているところを見ることができます。終わりでプレイヤーとビルダーのどちらもユニークなアイテムの購入に使えるトークンがもらえます。プレイヤーはダンジョンにランクを付けることができます。ランクが高いダンジョン、難しいダンジョン、アクティブなダンジョンなどを表示する掲示板があり、プレイヤーは試してみたいダンジョンを選ぶためにダンジョンファインダーを使えます。これらのダンジョンはソロでもグループでも試すことができ、たぶんその先にはレイドでも試せるようになるはずです。プレイヤーは自分のキャラクターでダンジョンに入るのではなく、異なるタイプの「冒険者」の1人として入ります。プレイヤーは「冒険者」をコレクションすることができ、ダンジョンに入ったときに誰がどの役割をするかを決めておきます。中に入ったら、「冒険者」はその役割を引き受けることになります。



最後に、SmokeJumperさんがファンフェアでキルトを見せびらかしている理由がわからないかもしれません。それはついにキルトがゲームで使えるということです! キルトやビキニなど、新しいタイプの衣装が着られるように開発チームはキャラクター構造に一生懸命に作業をしました。さらに、ムササビやフェニックス(燃えるグリフォン)といった新しいマウントにも注目してください。

信じるかどうかはともかく、これはEQIIニュースの氷山の一角です。これから出てくる内容について、生産、仕様、コンテンツ、一般Q&Aなどのパネルはさらに多くの発表がありました。さらなるゲームの詳細と「EQNext」のチラ見を提供してくれた総合プロデューサーDave "SmokeJumper" GeorgesonさんとのMassivelyの独自インタビューにも注目してください。さらに各パネルについては、EQ2Wireのメモにぜひ目を通してください。Morganさんは3日間休みなしで入力しながら、EverQuest IIに関連するあらゆる内容をブログで実況するという見事な仕事をしてくれました。

記事: The Tattered Notebook: EverQuest II highlights from SOE Fan Faire 2011


(おまけ)【Gapara】米NBCの番組で「30歳を過ぎてまだゲーマーという人はどうかしてる」発言が話題に
中島理彦 says:
ゲーム市場が映画に匹敵する規模にまで成長したアメリカだが、ゲームに対する偏見はまだまだ根強い。NBCで先日放送されたトーク番組で、「30歳を過ぎてまだゲーマーという人はどうかしてる」と出演者たちが発言したことが話題になっている。つづく

記事: トーク番組で「30歳を過ぎてまだゲーマーとはどうかしてる」発言が話題に


(おまけ)【WIRED】ゲーム業界ってブラック企業ばっかり?――過酷な長時間労働
死の行進:ゲーム業界の過酷な長時間労働
ゲーム開発者の世界では、発売予定に間に合わせるために、過酷な長時間勤務をすることがあたりまえになっている。ひどいケースでは週85時間――1日12時間、週7日――勤務もある。これは100年前の週40時間労働が標準だったころの2倍以上だ。週60時間労働が1年間続くこともあり、「死の行進」と呼ばれたりする。つづく


▲クラスのバランス調整に悩む人たち。※ウソです。

記事: 死の行進:ゲーム業界の過酷な長時間労働

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