【MMORPG.com記事】 ライズ・オブ・クナークのプレビュー

投稿日時: 2007-10-7 22:58

猫

ライズ・オブ・クナークのプレビュー
昨日、サンフランシスコでSOEの「ステップ・イントゥ・フォール」のイベントに参加して、そこでAkil "Lyndro" Hooperさん(EverQuest IIのリードデザイナーで近日の拡張パック「ライズ・オブ・クナーク」の関係者の1人)に会って話しをすることができました。

もしEverQuestのプレイヤーなら、「クナーク」という名称には親しみがあるでしょう。クナークは以前に初めての拡張パック(ルーインズ・オブ・クナーク)と4番目の大陸としてEverQuest Iに登場しました。EQIIのクナークは多くの懐かしいゾーンとレイドのターゲットにとって故郷ですが、その大部分は大破砕と時間の効果によって変化しています。

Akilさんが見せてくれた最初のゾーンはティマラスディープで、新しいEQIIのプレイヤー種族(サーナク)の故郷になっています。これらのプレイ可能なサーナクはチャードックのようなEQとEQIIのゾーンに住むNPCのサーナクとは遺伝的に異なるものでした。つまりこれらの種族はティマラスディープで立ち往生させられ、ずっと以前に祖先からの遺産を忘れてしまいました。

景色はオリジナルのEQのティマラスディープとはかなり異なっています――Akilさんが指摘した最初のことは、水域に激突したラクリン(爆発した月)の破片でした。数少ない認識できる有名地点の1つは氾濫する火山で、オリジナルEQのクレリックとドルイドはEpic 1.0の作業でやって来ました。ティマラスディープにある都市そのものはゴロウィンと呼ばれ、サーナクの誕生の地と呼ばれています(神秘的な変異の部屋を見ることができます!)。またプレイヤーはこの都市で新しい住宅の機会を見つけられるでしょう。ただしティマラスディープは完全にサーナクのものではなく、新種族はスピロック(旧EQプレイヤーはプレーン・オブ・スカイから知っている見事な色彩のオウム人間)との戦争にあることがわかっています。



拡張パックの残りはほとんどがハイエンドのコンテンツで、ゲームに追加される新しい10レベルのために利用されます(キャップがレベル80に上げられます)。懐かしいEQのクナークのほぼすべてのゾーンがなんらかの形で登場し、ウォーシルクの森(Warsilks Woods)とフロンティア山脈(Frontier Mountains)以外のすべての屋外ゾーンが姿を見せます。

Akilさんが見せてくれた次のゾーンはジャーサスの荒野(Jarsath Wastes)で、EQIゾーンのオーバーゼア(The Overthere)とスカイファイア山脈(Skyfire Mountains)の組み合わせになっています。スカイファイア山脈のエリアはシンプルに衝撃的で、地面のように空は暗くて気味が悪く、でも暗い配色は熱い石炭のような溶岩の川とあざやかなオレンジの山頂によって分断されます。結局のところ魅力的です。

クンツァージャングル(Kunzar Jungle)はEQのエメラルドジャングル(Emerald Jungle)とトラカノンの牙(Trakanon's Teeth)の組み合わせで、同様に気味悪いエリアがあります――霧の古代都市(City of Mist)は自身のゾーンではないものの、青い霧で覆い隠された灰色の寺院は素晴らしく見えます。

屋内に移動すると、Akilさんはチャードックの隣に連れていってくれました。大破砕はここでもその効果を現わしています。洞窟の頂上は屋内エリアよりもゾーンをもっと深い峡谷にするように穴が開いています。レベル75〜80に及ぶMobで埋められており、チャードックのゾーンも以前のバージョンよりもレイアウトが異なっています。Akilさんが見せてくれた部屋の1つは水の浄化室で、別のエリアは穴に水が流れ落ちている「底なし穴」の周辺にドーナツのように作られていました。

セビリスが次の停車駅で、これは大破砕の効果と住人たちの背景にあるストーリーラインの両方でもっとも興味深いダンジョンの1つであることがわかりました。オリジナルのEQでは、セビリスはトラッカノンの住み家でした。ただしEQIIではトラッカノンはヴィーシャンの霊峰に引っ越し、ヴェンリル・サシール(Venril Sathir/前回はカーノア城のボス)がセビリスに移動されています。EQIIのドラゴンたちによると、トラッカノンは自らヴィーシャンの霊峰に移り、ヴェンリル・サシールはその後に空っぽになったセビリスを引き継いだとされています。一方でヴェンリル・サシールの下で統制されたトカゲのような人々であるイクサーによると、彼らが強制的にトラッカノンを追い出し、セビリスを乗っ取ったのだと言われています。

何があったにせよ、かつて荒廃していたセビリスはイクサーによって文明化されました。間取りはEQのセビリスにとても似ていますが――実際に牢屋(Jails)、地下聖堂(Crypt)、その他のよく知られたキャンプ地を訪れることもできますが――それらはすべて舗装されて構築されています。



最後の停車駅はクナークの「終盤ゾーン」であるヴィーシャンの霊峰でした。トラッカノン自身は観光のメニューにいなかったのですが、別のドラゴン(Xygon)を訪れました。Xygonは眠った状態で始まるレイドのターゲットで、戦うにつれて戦闘中にさまざまな時間で眠りから覚め、レイダーたちは夢と悪夢と戦わなければなりません。

新しいゾーンと種族がRoKでの唯一の追加ではありません――上で述べたようにレベルキャップが80に引き上げられ、それに関する多くの他のキャラクターの変更があります。アチーブメントシステムはサブクラスのアチーブメントツリーを追加するように拡張されました――プレイヤーは以前よりもさらに40ポイントを稼ぐことができ、最大で140ポイントを得られます。(訳注: サブクラスのアチーブメントが追加されたのはEoFだけど!

さらに3人の神々もノーラスに帰還しました。疫病の運び手「バトックスラス」、雨の守護神「カラナ」、「トリブナル」はEQIIプレイヤーにブレッシングとミラクルを提供します。世界中の預言者を見つけることで、プレイヤーはミラクルやブレッシング(購入するためにファクションをコストにする1回使用のアビリティ)を取得するためにクエストを完了することができます。プレイヤーは1度に1人の神しか従えず、中立の神か、都市の神のどちらかを選ばなければなりません(例: ケイノス市民は善か中立の神に従うことができ、フリーポート市民は中立か悪の神に従うことができます)。

でもたぶんもっとエキサイティングなものは、エピック武器のクエストの追加です。プレイヤーはレベル80辺りでエピックを始めます。それぞれのクラスは2つのエピックの選択があります。1つはグループ版で、もう1つは(もっと強力な)レイド版です。グループ版のエピックは最終ヒットにおそらく2グループを必要としますが、小さなギルドやもっとカジュアルなプレイヤーもエピックを手に入れるチャンスを見られるのは素晴らしいです!

では、RoKの後に何が控えていますか? 2008年早くにすべてのキャラクターに骨格の修正を見る予定です。次の拡張パックについては、Akilさんはそれがヴェリオス(Velious)か、他のものかをまだ言うことができませんでしたが、オリジナルのEQIIのエリアをしてみたかったというヒントを与えてくれました。

記事: Rise of Kunark Preview

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