Gamespy: The Bloodline Chroniclesプレビュー記事

投稿日時: 2005-3-11 3:46

猫

パッチよりもいくぶん実質的だが、拡張パックの規模にはほど遠い」。おそらくこれがEQ2の"Adventure Pack"について説明するもっとも良い表現だろう。5ドルのデジタルダウンロードによって利用可能となり、これらのミニ拡張は、約5つのゾーンでEQ2の世界を拡大し、一連の新アイテム、スペル、クエストを追加する。The Bloodline Chroniclesは、その第1弾となる。筆者は、GDC(Game Developers Conference)において、今日の午後、その内容に関する長時間のツアーに参加することができた。

パッと見では、単に一連の新しい冒険ゾーンを提供するだけのように思えるが、早ければ(今日でさえ)実際にライブサーバに導入される数週間前から、このEQ2初のAdventure Packの面白い部分が判明するかもしれない予兆を感じることができるだろう。The Bloodline Chroniclesのストーリーライン(あらすじ)は、Norrathの各地に急速に広まった疫病に関わるものである。さまざまにNPCたちによって囁かれる警告や、EQ2開発チームによる実演イベントなどによって、この兆候は、ゲーム世界のあちらこちらで見られる。
一例: やつれて、疫病で傷ついた市民がゲーム中に現れる(GM操作)。この市民は、Norrathの市民区域へ走り込み、救助のため、近くのプレイヤーに手招きをする。何人かのプレイヤーの注意を引きつけると、GMはこれらのプレイヤーの力で撃退可能な、MobのかたまりをSpawnさせる。プレイヤーがこれらのMobを見事に撃退することができれば、プレイヤーには特別な称号(Prefix)が与えられ、同様に、忠誠を誓う都市のリーダーによってサインされた証明書を自分の家に飾ることもできる。



いずれにせよ、いったんThe Bloodline Chroniclesがライブサーバへ導入されれば、プレイヤーは、5つの完全に新しいゾーン、いくつかの新しいインスタンス、そして選択可能な2つの異なるストーリーにアクセスすることができるだろう。特に、プレイヤーは自分自身を2つの異なった派閥に所属させることができる。"The Brotherhood of Night"、もしくは"The Hand of Marr"であり、比較的にいうなら、前者は"悪"、後者は"善"である。どちらの派閥とも、道徳的なテーマよりも、彼ら自身の目的促進のための動機付けをかなり明確にしている。"誰がどちらの派閥か"に関して、多くが明らかというわけではなかったが、Tombs of Night内、および疫病者を支援するクエストの大部分においては、(どちらがどちらであっても)安全といえる。これとは別に、SOEは新しいアイテムとスペルと追加と同様に、"Artifact"を約束している。"Artifact"とは、どのサーバーでもたった一度だけ出現する極めて特別なアイテムである。その通り、もしプレイヤーが"Artifact"を手に入れるほど幸運であったなら、そのサーバーで伝説となることは保証されたも同然だろう。

The Bloodline Chroniclesは、グループ、ソロプレイヤーの両方の内容を含み、レベルの範囲は31〜40向けである。Adventure Packを購入しなくても、さきほど紹介した最初のゾーン(The Tombs of Night)へアクセスすることができる。また、SOEは、The Bloodline Chroniclesのコンプリートに成功した最初のグループは、Norrath中で発生する一連のイベントのきっかけになるだろう、と言及している(それらのイベントは、購入者でも、非購入者でも体験できる)。

The Bloodline Chroniclesは、3/21(日本時間3/22)に利用可能となるが、予約したプレイヤーはすでに"D'Morte Burial Chambers"の一部ゾーンにアクセスできる。

記事: EverQuest II: The Bloodline Chronicles

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勝手にまとめ

  • "疫病にやられてる人間"を見たら、要チェック!即興のGMイベントをクリアして、特別な称号をゲットしよう!

  • The Bloodline Chroniclesをコンプリートした最初のグループは、Norrath中で発生する一連のイベントのきっかけになるだろう(それらのイベントは、購入者でも、非購入者でも体験できる)」・・・意味深な。Froglok復活じゃないだろうなー。

  • サーバに1個しかない"Artifact"のアイテムもあるらしい。

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